bookレビューを紹介します！

2016/12/30 13:13

投稿者 moruko 投稿日 2016/12/27
『人はなぜ語るのか (叢書文化の伝承と創造)』は、自分の読書履歴を豊かにするような、知らないジャンルを開拓する道しるべのような一冊だと感じた。ファンタジ、古典、民話、海外の児童書、詩、絵本から、文学、評論、芸術書など、同書が取り上げている本のジャンルが幅広いのに驚く。そして紹介されたジャンルの本について「身近な社会事象と関連付けながら、本を読み解く」、また「本を道標に、世の中を見る方法」を示唆している。
読書の楽しみ方や、誰もが知っている作品の世界観がガラリと変るような記述も多くあり、同著で紹介されている本を、さっそく自分も数冊購入して読み始めた！