「異化」

富山市ガラス美術館
スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァーガラス彫刻展

2017年2月5日最終日に片岡輝先生と富山市ガラス美術館で展示を観て来ました。


作品「HORIZON」

燃えるような紅い夕陽の沈む地平線でしょうか。
この作品を見た片岡輝先生は、幼少期を北京で過ごされた時の記憶、地平線に沈む夕日が甦ってきたそうです。



私たちは、リベンスキーとブリフトヴァーの作品は、美術館に配置されたものを見たわけですが、google画像検索するとインスタレーションとして、野外空間に配置された作品もみることができます。


下記のblogでは、明治神宮回廊で展示された画像がありました。慣れ親しんだ日常的な事物を奇異で非日常的なものとして表現する「異化」の体感をねらった空間演出なのでしょうか……。
http://lumiere-luce.seesaa.net/article/92821394.html


私たちの日常でも、当たり前になった生活空間や人との関係に、なにか新たな「モノ・コト・ヒト」が入ってきた時、ちょっとした違和感を感じることがありますね、その時感じた「違和感」を丁寧に洞察すると、非日常への、未知への何かを見つけるチャンスかもしれません。


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