「日本少国民文化協会」ってなんだろう?

『人はなぜ語るのか』には直接関係はしていないことだけれど、子どもに関わる文化に関して考察をする時に、1942年(昭和17)2月に発足した「日本少国民文化協会」についての知識を得ることは必須だと感じた。
「日本少国民文化協会」について現在の私が知っていることは、
・児童文化の統制と積極的な戦争協力の推進を目的としていた
・驚くほど多くの著名人、有識者が参加していた


この協会はいったいどういった団体で、なにを推進したのか?
なぜそれらの人々が「日本少国民文化協会」に賛同し、参画したのか?
素直な疑問を抱いたことに対して、少しずつ自分でも調べてみようと思う。そして、「日本少国民文化協会」に関係する文献を読むことも必要だと痛感した。


国会図書館デジタルコレクションで
『少国民文化をめぐって』佐伯郁郎 著/日本出版社/昭和18
・兒童文化に關する覺書…12頁
この項を読んで、なるほど尤もだということが綴られている。しかし、「これは違うのではないか?」と、今を生きている私が違和感を感じる箇所をチェックしつつ、注意深くもう一度読んでみようと思う。



佐伯郁郎についてリンク
「詩人で官僚 佐伯郁郎の生涯」
http://www.esashi.com/saiki.html




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